ひげ

先月は月曜日しか休日がなかったので、だいぶ毛髪が伸びてきた。ヘルメットをかぶって仕事をしている人間としては長髪は邪魔になるのである。

それで、久しぶりに髪を切りに行った。美容院ではなく理髪店である。美容院は顔剃りがないので敬遠しているのだ。ましてや顔剃りもシャンプーもない1000円カットなんかは絶対に行かない。行きたくはない。

美容院はスタッフも女性が多く、スタッフとの会話も楽しく、頭皮の扱いも丁寧なのであるが、眉毛がボーボーでも何もしてくれないし、襟足を剃ってくれることもない。ましてや、はみ出した鼻毛を切ってくれることは絶対にない。逆に綺麗なお姉さんに鼻毛を切ってもらったら恥ずかしくて仕方がない。そんなこんなで男性スタッフのいる理髪店に行くことにしているのである。

そして、この理髪店で、何よりも僕にとって大事なのが、顔剃り、つまりヒゲである。顔の頬や目の下にも剛毛が生えている僕にしたら理髪店での顔剃りは非常に重要である。

入浴時に髭を蒸らし、自分で五枚刃のカミソリでシェービングクリームで泡立てて剃っても、どうしてもキレイには剃れないのである。
しかしながら理髪店では、とてもスベスベに剃ってくれるので大好きなのである。
しかし、この理髪店での顔剃りにも問題がないわけではない。問題というのは耳毛を抜いてもらうことでもなければ耳掃除をしてもらうことでもない。

僕にとって一番、深刻な問題は理髪店での顔剃り後は、口の周りのヒゲが青く浮き上がってくることである。いわゆる青ヒゲである。このヒゲがあることで、今時流行らない昭和の顔になってしまうのだ。時代劇でサムライが頭を剃ると月代(さかやき)の部分が青くなっていたりするが、あんな感じの青さになるのである。理髪店ではヒゲを剃ることはサービスとしてやってもらえるけれど、ヒゲの脱毛は当然のことながらしてはもらえない。何か良い方法はないかと探していたら、コレが良さそうな感じである。

青髭 対策クリーム

とかげ

会社の駐車場にクルマを止めた。

目のかゆみを感じたからである。

それで、出勤前に目薬を指そうとしたが、見当たらないのである。いつも置いてある場所、つまりサイドブレーキの手前の部分にないのだ。

厳密に言うと目薬の箱だけが置いてあって中身がないのだ。夜勤の前の出勤なのでクルマの中も暗くて良く見えない。助手席、後部座席の下を探してみた。しかし、どこにも見当たらない。諦めて会社のロッカーに置いてあるものを使おうかとも考えた。それで、ついでに後部座席の下、マットの部分を整理していたら何か変なものをつかんだ。見ると干からびたトカゲだった。気持ち悪いので、テイッシュでくるんで外に捨てた。車内は別段、おかしな臭いとかはしていなかったので、全く気がつかなかった。

動物の死体の臭いとかはしなかった。冬場だからか?腐敗も進んでいない?

それにしても、あのトカゲは、いったい何処から進入したのか?また、いつからクルマの中に潜んでいたのか?車内に入り込んだ虫を食べに来たのか?やはり整理整頓は大事である。何処に何があるかを把握すると同時に、普段とは違う異常に気付くことができる。今回、目薬が見つからなくて車内を探したのはトカゲの屍体を発見するための神の采配だったのか?夏になったら腐乱して大変なことになっていたかもしれない。そんなことを考えていたらテーブルの上に置いてあったカバンが床に落ちた。今日は1日、気を引き締めて行こう。

その後、夜勤が終わった後、ガソリンスタンドに立ち寄って社内の清掃をしてもらった。15分で1080円であった。

ガソリンスタンドの店員には「クルマの中にトカゲがいた」なんてことは恥ずかしくて言えるはずもない。